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今、女性が男性に求めるステータスとは

女性が男性に求めるステータス
始めに

今、女性が男性に求めるステータスが、時代と共に徐々に変化してきていることを、皆様はご存知でしょうか?少し前までは、女性が男性に求める一般的なステータスとして、ルックスの良さと合わせて「高身長、高学歴、高年収」が重要視されるということで、それらを合わせて“3K”だなんていわれていましたよね。

もちろん、性格がいい人、価値観が合う人、見た目が好みの人。結婚相手を選ぶ上では、そのどれもが大切な要素です。しかし、実は女性が男性に求めるものは、とてもシンプルなのです。

今回は、女性が男性に求める条件について、男女間の違いも考慮しながらご紹介します。漠然と捉えてしまいがちな結婚相手に求める条件を整理するための参考などにして頂ければ嬉しいです。

時代は3Kから4Tへ

3KのKが「高」を表していることに対して、この4TのTは「低」を意味しています。具体的には「低姿勢・低リスク・低依存・低燃費」のことだそうです。一つずつ取り上げてみていきましょう。

①「低姿勢」

これは夫婦の関係性だけでなく、親族や友人などとの付き合いにおいても非常に重要視されます。男性特有の力強さというものを勘違いして理解している人がおり、高圧的な態度になってしまう男性は、この世の中に多少なりとも存在しています。

横柄な対応ではなく、相手に気遣いができる優しさが重要な条件の一つになっています。「低姿勢」で接する方が、優しいなどといった高い評価を得ることが多いでしょう。

②「低リスク」

これは、仕事に関することを指しています。コロナ禍における不景気の昨今では、いくら大企業に就職しても安泰とは言い難いのが実情です。もちろん、高収入であるに越したことはないのですが、今や同年代の男性よりも稼いでいる女性は多くいますし、共働きが当たり前の時代であるため、まずは収入そのものよりも、安定した職業についているかどうかが重要視されています。 そのため、人気の職業としては「公務員」がランクを上げ続けています。無職などのリスクを避けるという意味で、「低リスク」を求める女性が増えているのです。

③「低依存」

これは、夫婦の関係性を指しています。家事や育児は夫婦分担という考え方は徐々に広がりつつありますが、まだまだ女性に頼る部分が大きいことも事実です。妻に依存する男性は、時として女性に大きなストレスを与えてしまうことがあります。女性の社会進出がすすみ、食事・洗濯・掃除など、自分でできることは自分でする、という男性が求められています。

「低依存」の男性とは、妻に頼りすぎることなく、自分のことは自分でできる自という立している男性のことを意味するのです。

④「低燃費」

男性にとっての燃費とは、支出のことを意味します。

例えばギャンブル、お金のかかる趣味、毎日飲み歩くといったことは、とにかく支出が大きく、「燃費が悪い」ということになります。

不景気で収入が中々上がらないということもあるでしょう。だからこそ、支出を減らして家計に回す必要があるのですが、その協力ができる男性とできない男性がいるのです。そういう意味で、女性は「低燃費」の男性を求めているわけです。 つまり、女性が男性に求める理想の条件、昔はその言葉通り理想を追い求めていたのかもしれませんが、現代においては、理想の条件ではなく「絶対に必要な条件」へと変化しているのです。

女性が男性に求める条件

婚活で相手に求める条件は様々です。どのような条件を相手に求めているかは、男女問わず気になりますよね。

結婚するかしないかについての自由度は高まっており、婚活で相手に求める条件は、性別によっても多少の違いがあります。 国立社会保障・人口問題研究所による第15回出生動向基本調査の中に示された、「結婚相手の条件として考慮・重視する割合の推移」という図表をみると、男女とも、結婚相手の条件として最も考慮・重視するのは「人柄」に次いで「家事・育児の能力」という結果になっています。

結婚する意思のある未婚者が結婚相手に求める条件としては、男女とも「人柄」を考慮する人が最も多いですが、「家事・育児の能力」、「自分の仕事への理解」も大多数の未婚者が重視しています。その他、「容姿」、「共通の趣味の有無」は男女ともに重視する割合が高いことに加え、女性では「経済力」、「職業」を重視する割合がこれらよりも高くなっています。しかし、近年では、男性でも「経済力」、「職業」を重視する割合が増加しています。

また女性は、妊娠・出産期間において、一定期間離職する必要があること、出産後は一般的に女性が子育ての主体となることなどが理由として考えられます。

つまり、相手に求める譲れない条件としては、性格や年収、価値観などが挙がることが多いと言えます。それぞれについて詳しくみていきましょう。

①「性格」

結婚生活をするうえでは、相手に対する優しさ・思いやり、周囲への配慮などが欠かせません。例えば、互いに追求したい仕事を持ちながら結婚をした場合、ときには仕事優先になることもあるでしょう。そんなときでも、同じ視点に立って相手の夢や頑張る姿を理解し、応援できるかどうか。この気持ちを自分にも、相手にも維持できるかどうかを見極めることが大切です。そのため、譲れない条件として性格を挙げる人は多いです。

②「年収」

結婚生活を維持するためには生活費が必要となるため、年収を条件に挙げる人が多いようです。また、子どもを望むのであれば当然、養育費、教育費が通常の生活費に上乗せされることになるため、より高い年収を求める人が多くなるでしょう。また、男女間で相手に求める年収には違いがありますし、結婚後の共働きについての考え方の違いによっても、相手に求める年収は違ってきます。

③「価値観」

価値観の違いを理由に別れてしまう男女は多いものです。金銭感覚、キャリア、趣味、家庭内における役割、物事に対する優先順位など、結婚生活を続ける上で重要な考え方の違いを確認する必要があります。価値観に温度差があり過ぎると、うまくいきません。

生計を共にする相手と考えた時、金銭感覚が合うことは大事なことです。女性は金銭面にシビアです。お金を借りたまま返さない人、浪費癖のある人をチェックしています。

また、考え方や価値観を重視する視点の一つとして、女性が男性に求める条件には、家事や育児への積極性が挙げられます。

一方で、外見や年齢、学歴などは、今やそれほど重要でない条件として挙げられています。

結婚相手に対しては、外見よりも性格を重視する人が多いと言えます。ただし、男女共に相手に清潔感を求める人は多い傾向があります。また、年齢差があっても、価値観が合う人もいます。そのため、年齢は最初の条件として挙がることは多いものの、譲れないほど重要な条件とは言えないでしょう。

最後に

女性が何を求めているのか分からないというそこのあなた。共に暮らしていくにあたって、不安な要素がないか。難しく考えなくても、女性も男性も、相手に求めるものはさほど変わりはありません。

この世には完璧な人間などいないのですから、それぞれに足りない部分はお互いで補い合っていけば良いのではないでしょうか。

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