チャットレディの働き方にはいくつかの選択肢が存在します。

まず、在宅チャットレディか通勤チャットレディか。
これはその名の通り、勤務場所の選択です。
おもに勤務の自由度、報酬率などが異なります。

続いて、アダルトチャットかノンアダルトチャットか。
ライブチャットの内容を、性的なパフォーマンスの有無で選ぶことができます。
基本的にアダルトチャットのほうが稼げるとされています。

そして最後に、今回紹介する
『マンションタイプかオフィスタイプか』
という選択肢です。
これはチャットルームの種類なのですが、ご存じない方も多いのではないでしょうか。

売り上げに影響するようなちがいはありませんが、人によっては向き不向きがあるかもしれません。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

◎マンションタイプのチャットルーム

賃貸マンションの1部屋をチャットルームとしているタイプです。
3LDKの部屋であれば、チャットルームは3つということになります。

〇部屋数が少ない
部屋数は借りる部屋によって異なりますが、大抵5部屋以下となります。
事前の利用予約が必要になり、飛び込みでのお仕事が難しいことがデメリットの一つです。

〇交通の便が悪い
それだけ部屋数の多いマンションを借りるとなると、家賃は馬鹿になりません。
事務所も維持費はできるだけ抑えたいところ。
家賃を抑えるために駅から遠いところにチャットルームを借りていることも少なくありません。
夜遅くの業務が多くなりますから、チャットルームのアクセスや送迎の有無などは面接時に確認しておきましょう。

〇部屋が広い
マンションの1室ですから、部屋はある程度の広さが確保されています。
冷暖房も各部屋にあるため、好きに設定することが可能です。
ストレスなく、自分のしたいようにできるのは大きな利点です。

〇防音性が高い
3LDK以上の部屋ともなると、基本的に鉄筋コンクリート造のマンションです。
防音性が高く、音漏れの面で気を使うことはありません。
休憩時にも他人の目を気にせずに済みますから、ストレスが非常に少ないといえます。

〇生活環境が整っている
本来住宅用のマンションですから、水回りは完備されています。
トイレはもちろん、お風呂やキッチンも利用することができます。
事務所によっては、夜食の準備があったり、宿泊可能でお泊りセットが完備されていることも…。
生活環境が整っていることは、うれしいポイントですね。

◎オフィスタイプのチャットルーム

一般のオフィスのように、ビルなどのワンフロアがチャットルームになっているタイプです。
ネットカフェの個室をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

〇1ブースが狭い
少しでも多くのチャットブースを作るために、1ブースごとの面積は広くはありません。
事務所によっては、人一人寝転がるのがやっとくらいの狭さなことも。
狭い場所が苦手な方や、そうでなくても長時間続けて働くには不向きかもしれません。

〇防音性が低い
防音のパーテーションは使用されていますが、基本的に隣室の音は聞こえます。
聞こえるということは、自分の音も聞こえているということです。
お仕事の内容的にも、抵抗感のある方が少なくないのではないでしょうか。

〇交通の便がいい
オフィスタイプのチャットルームは、交通の便がいいことが多いです。
駅から徒歩圏内にある事務所も多く、通勤時のストレスは少なく感じられます。

〇ブース数が多い
事務所にもよりますが、平均10～30ブースが用意されています。
満室になることは少なく、予約なしでのお仕事も基本的に可能です。
自由に働けることはチャットレディの魅力の一つですから、飛び込みが可能なのは大きなメリットですね。

◎どちらを選ぶかは本人次第

比較してみると、マンションタイプとオフィスタイプは真逆であることがご理解いただけたのではないでしょうか。

仕事に直結するチャットルームの快適さを求めるなら『マンションタイプ』
通勤の楽さや予約不要といった業務外でのストレスが少ないのが『オフィスタイプ』

人によってなにを重視するかは異なり、どちらが稼げるということもありません。
長く続けるためには自分に合った働き方を選択することが大切です。

いかがでしたか？
あまり知られていない選択肢ではありますが、ストレスの少ない環境作りには大きく関わるポイントです。

チャットレディの求人サイトには、基本的にこの選択肢は明記されていません。
この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度お問合せしてみてくださいね。

また、札幌の多くの事務所が体験入店も受け付けています。
実際に行ってみると「ちょっと苦手かも…」なんてこともあるかもしれません。
チャットルームは自分が働く場所ですから、一度試してみるのもおすすめです。

ぜひ事務所選びに役立ててくださいね！